栗林公園 北梅林・南梅林
大切に育てられた約150本の梅が見られる北梅林・南梅林を紹介します。
北梅林・南梅林(ほくばいりん・なんばいりん)
冬の寒さの厳しい時期(平年では香川県では1月13日が開花日)に咲き始め、少しずつ春の訪れを感じさせてくれる梅。栗林公園では、北庭の北梅林(ほくばいりん)、南庭の南梅林(なんばいりん)で見ることができます。
南北の梅林を中心に、約150本(白系65%・赤系35%)が大切に育てられ、見ごろは2月上旬から3月上旬まで続きます。
園内の案内板によると、梅の種類には、花の鑑賞を目的とした「野梅(やばい)系」と「紅梅(こうばい)系」、果実の採取を目的とした「豊後(ぶんご)系」があり、園内には、野梅系が約100本、紅梅系が約20本、豊後系が約30本となっています。
果実は、6月ごろに熟し、栗林公園では梅酒用に収穫しています。梅酒は、栗林公園に隣接する「かがわ物産館 栗林庵」などで、本数限定で販売されます。
暖かな日差しと柔らかい梅の香りに誘われてメジロなどの野鳥もやってきます。
梅の花が美しいのはもちろんですが、枝にも目を向けてみましょう。複雑に曲がりながら縦横にうねる力強い枝を見ることができます。
梅の開花標本木
北梅林には、梅の開花標本木があり、高松地方気象台により、梅の開花の時期が観測されています。平年では、1月13日が香川県の開花日となっています。
梅の開花標本木
案内板より